大人のための矯正

従来の針金で行う矯正以外にもマウスピース型の矯正装置を用いた、目立たない矯正方法があります。

※適応症がありますので、全ての方に使える方法ではありません。

大人の矯正って歯並びだけ？

子供の矯正で、口腔機能について触れましたが、大人は成長が終わっています。
では大人の矯正の基本的な考え方はどのようなものなのでしょうか。

「歯並びを綺麗にしたい」

これが多くの大人の矯正治療の動機です。しかし、歯並びを綺麗にしても

噛めません、顎痛いです、よくむせます。。。

これは立派な機能障害です。歯並びが綺麗になっても頭痛がひどい
これではダメですよね？

歯科医師は今や機能を考えて治療をする時代になりました。
ちゃんと噛めて、ちゃんと笑えて、ちゃんと機能が維持されて、歯並びが綺麗であることが必須条件となります。

歯並びが綺麗になるのは「おまけ」程度に考えたほうがいいかもしれません。

子供は成長過程にあるため、矯正治療によって起こる変化に体が順応していってくれます。しかし成人では順応する幅はとても狭いと考えた方がいいでしょう。

ですから、当院では成人矯正は口腔機能をきちんと評価して機能障害が起こらないのはもちろんのこと、口腔機能がきちんと発揮できるような状態をゴールとして治療を行なっております。

もちろん

歯並びを綺麗にしたい！

という希望は大切です。歯並びが綺麗になることで人生が変わるのであれば、我々は歯科という仕事をしていて良かったなと心から思います。ですから、なおさら綺麗な歯並びで

きちんと　噛んで、喋って、笑って　欲しいのです。

詳しくは当院までお問い合わせください。